ぽんちゃんくんのブログ

日々の出来事から若者なりの「挑戦」まで幅広く

大学入試と変化する当たり前のお話 Vol8

 だいたい一年前の今日、私は第一志望の大学の入試を受けるために、関東のホテルで一人で過ごしていました。その期間なんと9泊10日。これまでずっと実家で大人しく過ごしていた私にとって、たった一人で過ごすこの期間がとても楽しかったことを覚えています。

 

 その日の入試が終われば、好きな時間に好きなご飯を食べに行き、次の日に試験がない日は夜遅くまで都会を散策したりと刺激が多くて、実家で暮らしているときは夜23時以降に外出したことがなかった私にとっては、この頃のことは今でも鮮明に覚えています。覚えてはいますが、今は楽しさとはまた別の感情を持っています。

 

 それから1年経ち、私は大学の体育会の寮で暮らしています。好きな時間に好きなご飯を食べに行くのは当たり前になりました。門限のないオフの前の日の夜は、日付が変わってからも友達や彼女とワイワイ騒ぎ、徹夜することもよくあります。自分の中の当たり前が変わっていきました。

 

 これがいいことなのか悪いことなのか、このブログを読んでいる人の中でも意見が割れると思いますが、私はとてもいいことだと思います。もしも私が大学に行っていなかったら、きっとこんな経験はできないでしょう。こんな経験ができるからこそ、広がっていく視野があるのではないでしょうか。

 

 何事もやらないよりやってみることを今年のテーマに掲げるくらい私は、いろいろなことに触れて、いろいろなことに挑戦して行きたいと思っています。それは日々の中心になっている野球のことだったり、楽しいオフのことだったり、辛い勉強のことだったり様々です。

 

 経験を通してしか、自分の肌で感じ取ってしか語れないことってあると思います。一年前は、これからの大学生活で経験していく出来事の前段階だったのでしょう。変わっていく「当たり前」に、自分自身が置いていかれないように、また、自分の手で自分の中の「当たり前」を変えていけるように、そんな大学生活を送っていきたいって思っています。